パドックで先手を打つのはリスクが高いことに気が付きました。当日は馬体重の増減を見るくらいで十分。やりすぎは禁物。
後手に回るほうがパドックは輝く。ここまで眩しい光を放つとは思わなかったですね。色々やらせてもらえる環境があって良かった!
最近のJRA-VANレーシングビューアーが見づらくなったこともあってリアルタイムにやれる気はしません。
競走馬の仲介で生きてきた身としてパドックは関係ないんじゃいかと思う節もありましたが全くそんなことなかったですね。
何事もやってみないことには判断してはいけないと感じました。自分の可能性を狭めるだけにしかならない。
厩舎で競走馬を1から仕上げてた頃はパドックにも流れを見てとれたものですが、今は大きな変化はなくなりました。
運動量が足らずレースを使いつつ仕上げた時代が懐かしい。今や厩舎にいる時間は半分以下になり競走馬への理解も減ってしまいました。
外厩が発達し馬を見れないと公言している調教師がリーディングトレーナーになる時代ですから仕方ない面もあるでしょう。
だからこそ、よりパドックは重要になったと感じてもいます。いまやほんの少しの差を争う時代になったわけですから。
一番重要なのは走る気があるかどうか。馬は人より本能的なので全力で走らないこともあります。
未勝利で終わった馬が地方で圧勝して戻ったらクラス上がってるのに好走することが少なくないですし。
どう馬を導いていくかという点では日本はまだまだ。どんなに能力があっても走る気がなければ能力は開花しようもありません。
>> パドックの見方