この世界で一番手堅い投資と言えば人への投資です。すでに実績をだしている人に投資することで確実なリターンが期待できる。
それは金銭だけとは限りません。サービスだったり商品だったりと形はさまざま。だけど、価値があることに変わりはない。
特にネットの時代では、そういう人はかなりカンタンに見つかるので、近未来的で面白いことをしている人に投資しています。
株の単価よりもはるかに安く済みますし、最初に名前を覚えてもらえるので大きなメリットは想像以上にデカいんです。
その人と何かサービスを作ることになったりすれば共同経営者になるという可能性だってゼロではない。
無料サービスを綱渡りするのがネット活用法だと思っている方は大きく損している。これが私の考えです。
こういった投資のパイは無限にはありません。でも、今のところ日本では盛んではないので新規参入は容易でしょう。
ただ、投資は自分の理解が及ぶ範囲なこと、応援できる人を選んで始めることが大切です。
そして、出来る範囲で協力できることを申し出る。そういう地道な行動も投資における1つの形になります。
クラウドファンディングのような中間サイトが挟むよりも個人間に持ち込むほうがメリットは受け取りやすい。
誰かに投資することで、自分の代わりに成果をだしてもらい、その恩恵にあずかるというのが本来の形ですから。
株式の売買にはピンとこなくても、個人応援という形であればイメージもつきやすいでしょう。
実際こういうやり取りは富裕層の間では頻繁に行われてきたことであり、その先に株式取引という道があるだけなんですね。
でも、日本では実のあることよりもエンターテイメントに傾きすぎている感じがします。
ユーチューブでも不必要なことを過剰にやるほど再生数が伸びたりするし、感情を満足させることが優先されやすい風土がある。
そういった実入りに少ないものが人気というのは逆に言えば美味しいパイが多く残されているとうことになります。
競馬でも実入りの少ない馬券を延々と買う人もいますし、あまり論理的な話には反応しないのでしょう。
本能の欲求を満たすものではなく、実利を考えて投資する対象を決めるのが一番後悔は少ないと思います。
株がいい、FXがいい、仮想通貨がいいなんて言ってないで、まずは身近な人への投資から始めてみたらどうでしょうか。